魅惑のブレインマシン
光と音で脳波をコントロールしよう

はじめに

オライリーのMake Vol.3の表紙を見ましょう

「ブレインマシンで脳波をチューン」

・・・コレを見て欲しいと思ったら、作るしかないでしょう。

ブレインマシンとは?

脳は、脳波に近い周波数の光と音に同調する性質があるので、
これを利用して光と音で脳波をコントロールしようというイカれたものです。

↓詳しくは
http://jp.makezine.com/blog/2007/06/hack_your_brain_make_vide.html

ハード的にはAVRマイコンを使って、LEDの点灯と、ヘッドホンから三角波を出力するだけの、非常に簡単なものです。
難しいところは、メガネのデザインで、いかに使いやすくするかが使用頻度に影響します。

回路図

 U1      : AVRマイコン ATTiny2313 (秋月で120円 安くなったもんだ)
 D1,D2   : LED (目に優しい色と輝度を)
 R1,R4,R5: 抵抗 10kΩ
 R2,R3   : 抵抗 47Ω 
 C1,C2   : 電解コンデンサ 1μF (ローパス 方形波→三角波に必要)
 C3      : 積層セラミックコンデンサ 0.1μF (104って書いてるやつ、パスコンです)
 SW1     : タクトスイッチ (これが脳波のリセットボタン)
 CN1     : ステレオミニジャックのコネクタ
 
 この他に
 フレーム: 防護メガネ (レンズに穴が空けばなんでもいい)
         : ステレオヘッドホン (なんでもいい)
 電源    : ボタン電池 CR2032 (3Vぐらいなら何の電池でもいい)
         : ボタン電池CR2032用ソケット
 基板    : 片面のユニバーサル基板の切れ端
 配線    : ウレタン線など
 

ソフトウェア

ATTiny2313のソフトウェアは↓のページで公開されています。SLM Firmwareを落とせ。

http://makezine.com/10/brainwave/ 

ソースなので、WinAVRでコンパイルが必要です。


↓のコマンドで生成されます。

> make slm.hex


それすら面倒な人はこちら


AVRにソフトはPonyProgで書き込みます。
ISPで書くのがお勧め。回路はSI-Progが簡単でしょう。

動作確認と調整

回路を回路図通りに作っても問題があります。
回路のサイズ的にボリュームを省いたため、ヘッドホンにあわせて抵抗値を変える必要があるのです。
ヘッドホン端子につながっているR4,R5は、Make誌では1kΩでしたが、
用意したヘッドホンがに繋ぐと音量が大きすぎので、10kΩに変更しました。
まぁ、この辺はカット&トライということで。
まずはブレッドボードで実験しましょう。

ヘッドホンからは三角波が出ます。

↓実験風景

ステレオミニジャックやDSUB-9ピンのコネクタなんかは、
ブレッドボード用に単線で半田付けしたものを用意すると便利。

フレームの製作

回路をできるだけ小さく結線し、自分に合わせてLEDと回路をメガネに取り付けます。

↓ 横から見たところ

↓ 後ろから見たところ

コネクタは下向きじゃなくて後ろ向きにすればよかった・・・。
電源は、Make誌では乾電池2本を使っていましたが、たいして電力の食わない回路なのでボタン電池にしました。
気ままでにつくったので、いい加減な配置です。

そんで使用する

ここからが本番です。
目を瞑って、メガネとヘッドホンを着けてから、タクトスイッチを押します。
こんなかんじ のまま14分間、ただジーっとしています。

苦行です、人前でやると宗教の洗脳みたいで恥ずかしい。

そうです、そこが良いんです!

14分経ったらピタッと止まります。
外した直後の開放感、妙にスッキリしている頭、仕事帰りのリラックスタイムにピッタリ。
そして意味も無くヤル気になっている自分を持て余してください。

感想とか

・久しぶりの工作もいいもんだ
   この感覚、しばらく忘れていました。

・バイノーラル・ビート(両耳性うなり)
    今回のは400Hz周辺だったけど、超音波でもなるんだろうか?
    なんかやってみたくなった。

・見た目は重要
    この匂い、この怪しさこそ工作よ。